東駒壱くぎく連について

お神輿の前ややぐらの上で太鼓を叩いている、青い半纏を着た集団を見たことはありませんか? それが私たち「くぎく連」です。

くぎく連は、東京都墨田区東駒形1丁目町会で活動していて、主に、7月に外手小学校で行われる連合盆踊り大会や、 9月に行われる牛嶋神社祭礼でお囃子・盆踊り太鼓を叩いています。 普段はそれに向けて毎週木曜日に、小学3年生から社会人にいたるまで、幅広い年齢層で練習しています。 太鼓を叩くだけでなく、水鉄砲をしたり、花火をしたりと、楽しいイベントも企画して、会員同士の絆を深めています。

「くぎく連」という名前は、牛嶋神社の宮司さんにつけていただいたそうです。詳しい由来や成り立ちなどは、 当時のくぎく連会員に取材をして紹介したいと考えています。 最近は、お祭りだけでなく、イベント等で太鼓を叩く機会もあり、活動の場が広がってきています。 太鼓に興味のある方、趣味を探している方、刺激のない毎日から抜け出したい方、誰でもウェルカムです。 一度、「くぎく連」を見に来てみませんか? 会員一同あなたの来訪をお待ちしております。

会長挨拶

 私が東駒壱くぎく連に入会したのは1993年、小学校3年生の時でした。祖父に言われて見学に行き、習い事の1つとしてはじめました。お囃子や盆踊りの太鼓は楽しかったのですが、高校で部活が忙しくなり、ほとんど練習に出れなくなってしまったことで距離を感じてしまったのと、練習に出れてないのに本番は行きにくいなという思いが強く、辞めようと思っていましたがなかなか踏み切れずにいました。ある日久しぶりに練習に参加すると、そこにはいつもと変わらないみんながいて、あたたかく迎えてくれました。それが本当にうれしくて、自分のできる範囲で参加していこうという気持ちになりました。

 大学生になり、時間に余裕ができたこともあり、少しずつ練習の現場だけでなく運営にも関わるようになり、子どもたちがどうしたら楽しめるかを日々考えていました。またそれと並行して自分自身もそうだったように、忙しくてなかなか練習に参加できないメンバーが参加しやすい雰囲気や環境づくりも前向きに取り組みました。

 2012年、27歳の時に会長に就任することになりました。あまりにも突然かつ大役だったため、不安しかなかった中、支えてくれたのはたくさんの後輩たちでした。そして安定してきた今も支えてくれているのは後輩たちです。そのおかげで現在は会員数約30名を超える大所帯となり、子どもだけでなく大人も楽しく活動できる会となりました。

 私が大切にしているのは「好き」という気持ちです。太鼓が好き、町が好き、みんなでワイワイするのが好き、対象はなんでもかまいません。忙しくてなかなか参加できなくても、参加できたときに一生懸命やってくれればOKです。(練習しなくてもいいってことではないですよ!)好きなのに出られないからって辞めちゃうことほどもったいないことはありません。会員1人1人に寄り添って、その時の状況に合った参加の仕方を一緒に考えていけたらと思います。
 特別な講師はおらず、町の人が子どもたちに教えるスタイルで約50年存続してきました。それはこれからも変わりません。太鼓を通して、仲間と活動する楽しさ、異年齢交流、町の人とのつながりの大切さなど、たくさんのことを経験できる会です。大人になっても、祭礼や町に何かしらの形でつながっていきたいと思える、そんな場所になることを願っています。

2024年5月吉日